私がスピッツを好きな理由

スピッツ
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「チェリー」に胸をぎゅっとつかまれて、すぐさまTSUTAYAで
スピッツのCDを借りてきて聴いてファンになったのが小学校高学年のとき。

それ以来、思春期特有の盲目的な愛を向けた10代~20歳過ぎまでの時代を経て、
スピッツは私の日常の一部となり、今では常にそばにあって彩りを与えてくれる、
私の生活の一部のような存在になっています。

もはや好きであることに理由なんてないっていう状態なんですよね。

あえて、スピッツを好きな理由を言うとしたら

好きな理由をまとまった言葉で表現するのはなかなか難しいですが、
「ずっと飽きることなく好きな理由」なら言えます。

それは、いろいろな解釈のできる歌詞や、たぶん一つも「かぶる」曲がないと
思えるくらい、ひとつひとつの曲に個性があること(それなのにスピッツらしさが
あるのが不思議)に惹かれているから、です。
聴くたびに新たな発見があって、何度でも聴ける、聴きたくなる、のです。
 

30年近くスピッツを聴いているのに、どの曲も完全には理解できていない

曲の意味、特に歌詞の意味を理解できていないまま好き、という
なんだか不思議な状況だなーと思うことはあります。
なんて言えばいいんでしょうね…
好きな曲はたくさんある。でもそのどれもに謎がある、わからないところがある、
でももうわからなくても好き、なんです。 
たぶん、こういうことを言ってるんだよね?と自分なりの解釈で聴いている、
その「思い込み」を込みで好きなのかも。

そんな多様な解釈のできる歌詞が魅力のひとつではありますが、
ときどきわかりやすく過去の曲とのつながりを感じさせてくれる歌詞を
見せてくれることもあって、そういうファン心をくすぐる仕掛けに
嬉しくなることもあります。
さらに、ストレートな言葉で応援してくれる歌詞の曲もあり。 

「わかりそうでわからない歌詞」が大半である中に、「ちょっとわかったような気に
させてくれる歌詞」が織り交ぜてあるのがスピッツ流とでも言うんでしょうか、
心をつかまれてしまうんですよね。

わからないのに好き、の不思議

わかりやすい言葉はくれなくても、「なんとなく」意味はわかって
(わかっていはいないので…感じられる、のほうがしっくりくるかも)、
しっかり感動をくれるスピッツの曲たち。

私の解釈が合っているのかどうか、答えはくれないので謎は残されたまま。
謎は謎のままで、そこも含めて好きなんですよね。
謎めいたものに惹かれているのかな?
全部わかったら、がっかりしちゃうのかな?
おそらく歌詞についての答えは教えてもらえないので(そもそも多様な解釈が
できるように書かれているから、答えはないのでしょう)、
がっかりする心配はないんですけどね。

あくまで私の納得のいく「正解」にたどり着きたいと思って
今日もスピッツを聴くわけです。

そしてまた新しい曲で、新しい謎と少しの「正解」に出会えるのを待っています。 

 

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