(一日あたり母乳量)退院時40ml→生後3か月で約700mlまで増えた!混合栄養育児での母乳量増加の実録

妊娠・育児
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●母乳量が少ないことが産後の一番の悩みでした。

出産するまでは無事に生まれてきてくれることが一番の心配ごとだし、生まれたあとのことって具体的にイメージしづらいですよね。

で、生まれてみて私が一番につまずいたのが、母乳の出が悪いことでした。

ほかにも子どもが泣いてなかなか寝てくれないこととか悩みはいろいろありましたが、授乳の悩みがダントツで大きかったです。

とにかく母乳量が少なくて。母乳の増やし方とか四六時中スマホで検索してましたもん。

●退院時ほぼミルクから、母乳寄りの混合になりました。

産後5ヶ月が経とうとしている今、結論から言うとけっきょく完母にはなれてません。

でも母乳量はだいぶ増えました。母乳よりの混合というやつです。

一日あたり700〜740ml出ていて、ミルクの補足量150〜200mlなので、8割ほど母乳でいけてる計算です。

完母にはなれなかったものの、ようやく自分のなかで納得がいって授乳タイムを楽しめるようになりました。ここまで来るまで長かった…。

子どもの成長がいちばんなので、何が何でも母乳でという考えではないです。ミルクも普通に追加しつつ(母乳を優先して飲んでくれるように必要最小限にした時期はありますが)、母乳増量については自分の側でできる努力をしてきました。

母乳を増やすには、まず頻回授乳!と言われますよね。3時間おきと言わずもっと短い間隔で、泣いたらおっぱいというやつです。

頻回授乳をして短期間で母乳が増えればいいですが、私の場合はすぐに母乳が増えなかったら子どもの成長にも問題が出るのでは…と怖かったので、極端な頻回授乳はしませんでした。ただし授乳間隔が3時間以上あくと母乳が増えるどころか減るおそれもあると聞いたので、日に8〜9回は母乳を吸ってもらうようにしました。3時間おきのミルクの前に母乳、合間に口さみしそうな時に追加で母乳、という具合です。

そのうちミルクが不要な時間帯ができてきて、ミルクの回数が6回、5回と減ってきて、現在は4回に落ち着いています。

実をいうと泣いたらおっぱいという日に10回以上になるような頻回授乳も試みたことはあるんですが、すぐに断念したんです。やってみると私の体もしんどくて、お腹すかせて頻繁に泣く我が子を見るのもつらかったので(ミルクを十分に飲むと泣き止むので原因は母乳不足とはっきりしてます)。産後のただでさえ不安定な心がさらに疲れてしまって、すぐにやめました。私と我が子が無理してまで完母じゃなくてもいいや、無理のない範囲で母乳量を増やすためにできることをしようという方針でここまできました。

無理のない範囲といっても、できる努力はしたのでかなり頑張りましたけどね!

私と同じように、母乳が出ない・少ないことで悩む産後のお母さんたちに、気長に母乳を続ければ増えることもあるよっていう例として参考になれば幸いです。

●退院時の母乳量は40ml/一日

入院中は授乳のたびに母乳を吸わせる前後の体重を計るシステムでした。

産後5日目の退院の日になっても、一回あたりの母乳量は5〜8mlほど。一日トータルで40mlでした。

退院後の授乳については、母乳を日に8回以上吸わせることと、3時間おきに60mlずつミルクを足すように指導を受けて退院。

●退院〜生後1か月の始めに、母乳量280ml/一日になるまで。

毎回体重を計れていた環境から家に帰ると急に不安になり、退院の翌日からベビースケールをレンタル。

ベビースケールで母乳量を測定することは賛否両論あるみたいですが、私には合っていました。

授乳前後で子どもの体重を計り母乳量を計算。そこから24時間あたりの母乳量がだいたい推測できる(☆)ので、一日の不足分のミルク(★)を8回に分けて補足するという方法をとりました。

☆24時間あたり母乳量の推測:

計測した授乳量÷前の授乳開始からの経過時間×24

(例:ベビースケールで測定した授乳量40ml÷授乳間隔2時間×24時間=480ml)

★不足分のミルク量の計算:

体重kg×150ml−☆で計算した24時間母乳量

(例:体重6kg×150ml−母乳量480ml=ミルク420ml。8回に分けると一回あたり50〜60ml)

※体重1キロあたり150mlほどが、一日に必要な哺乳量(母乳とミルクの合計)らしいですよ。生後3か月くらいまで。

その後、生後1か月の始めには母乳を吸わせる回数も日に8回に落ち着き、毎日8回3時間おきに、母乳→ミルクという順にあげる生活になりました。

このころ一日あたりの母乳量は、280mlまで増えていました。退院時から比べたらかなりの増量ですよね。でもこの頃の私は、完母に程遠いこの数字に落ち込んでいた覚えがあります。

退院時からの体重増加は、30グラム/一日。標準的でした。

標準的といわれる体重増加量なんですが、出生時の身長も体重も大きく生まれた子なので、いま思えばもう少し多くミルクを足してあげても良かったかもしれません。

出生時点で体重が成長曲線の上限スレスレだったのが、生後1か月で平均あたりになってましたから。

●生後2か月の始めには、一日あたり母乳量550mlまで増えました

3時間おきに母乳とミルクをあげる生活を続けること、さらに1か月。

生後2か月の始めに毎回の母乳量を計ってみると、550mlにまで増えていました。

●3か月の始めの一日あたりの母乳量680ml。生後4か月の現在、740ml。

生後2か月を過ぎた頃から、子どもが長く昼寝をすることが出てきて、ときどき授乳の間隔が開くことが出てきました。3時間おき、日に8回以上が母乳を増やす方法としてよく聞かれるので、最初は授乳間隔が開くことに心配がありましたが、子どもを無理に起こすのも抵抗があり。授乳間隔は3〜4時間、一日の授乳回数は7回になりました。

それでも生後3か月の始めの母乳量は680mlに増えていました。私の場合、ミルクを足しながら気長に吸ってもらったことで増えたんだと思います。

そして現在、生後4か月と2週間になりました。5か月になったら離乳食を始めるつもりなのですが、そうなったとき母乳とミルクの混合を続けていくのは手間が多くて大変なのでは…と今すこし心配しています。

ですがとりあえず混合でここまできたので、離乳食が始まってもできるところまで混合栄養での育児を続けていきたいと思っています。

今後どうなったのか、またレポートしたいと思います。

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