最後のとき(The Last Time)という、英文の詩があることを知りました。
数年前にSNS等で子育て中のママたちに広まった有名な詩だそうですね。
育児は大変。
だけど、実はたくさんの幸せが詰まってる。
いつか終わってしまう育児の切なさが書かれている詩です。
育児って大変だなぁと今まさに思っていますが、これを読んだら、今を大切にしようという思いと共に涙があふれてきました。
バタバタと忙しくて体の疲れもたまる一方。でもその大変な毎日に、子どもとの大切な時間が流れてるんですよね。その大変さや大切さを丸ごと楽しんで味わっていきたいです!この子育ての日々を、なつかしく思う、その日まで…✨
最後のとき(The Last Time)
赤ちゃんをその腕に抱いた瞬間から
あなたはこれまでと全く違う人生を生きる
以前の自分に戻りたいと思うかもしれない
自由と時間があって 心配することなど何もなかったあの頃の自分に
今までに経験したことがないほどの徒労感
毎日毎日まったく同じ日々
ミルクを与えて背中をさすってやり
おむつを替えては泣かれて
ぐずられて嫌がられて
昼寝をしすぎてもしなくても心配で
終わることのない永遠のくり返しに思えるかもしれない
だけど忘れないで
すべてのことには「最後のとき」があるということを
ご飯を食べさせてやるのはこれが最後、というときがやってくる
長い一日のあと 子どもがあなたの膝で寝てしまう
だけど眠っている子どもを抱くのは これが最後
子どもを抱っこ紐で抱えて出かける
だけど抱っこ紐を使うのは これが最後
夜はお風呂で髪を洗ってやる
だけど明日からはもう一人でできると言われる
道を渡るときには手を握ってくる
だけど手をつなぐのは これが最後
夜中こっそり寝室にやってきて
ベッドにもぐりこんでくる
だけどそんなふうに起こされるのは これが最後
昼下がりに歌いながら手遊びをする
だけどその歌を歌ってやるのは これが最後
学校まで送っていけば行ってきますのキスをしてくる
だけど次の日からは一人でだいじょうぶと言われる
寝る前に本を読み聞かせて
汚れた顔をふいてやるのも これが最後
子どもが両手を広げてあなたの胸に飛び込んでくるのもこれが最後
だけど「これが最後」ということは、あなたには分からない
それがもう二度と起こらないのだと気付くころには、すでに時は流れてしまっている
だから今、あなたの人生のこの瞬間にも
たくさんの「最後」があることを忘れないで
もう二度とないのだと気付いてはじめて
あと一日でいいから、
あと一度きりでいいから、と
切望するような
大切な「最後のとき」があることを
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